新型コロナウィルス感染症に対する勤怠管理での対応事例
目次
■新型コロナウィルス(COVID-19)に対しての人事総務としての課題
【事例1】テレワークのいち早い導入
(情報サービス業/300名様)
- 〈方針〉
- テレワークの推進
- 〈実施策〉
- 在宅勤務申請を作成
- スマホからの打刻を許可、IPアドレス制限の解除
- 〈効果〉
- 在宅勤務日数を集計しての手当支給
- 在宅勤務時間数を集計しての制度の活用度を評価
テレワークが比較的しやすい業務内容である、IT、情報サービス業の企業様では、いち早くテレワークの導入に踏み切られている企業様も多くあります。
本実例の企業様では、新たに「在宅勤務」の申請をkinnosuke上に作成し、自宅からスマホ・PCで申請させることで在宅勤務を短期間に導入されました。
勤務状態の把握は、別途利用されているチャットツールなどで直ぐに連絡が可能であることを条件として在宅勤務を実施されています。以前は社内IPのみからの打刻に制限をしていましたが、kinnosukeの設定を変更し、自宅PC・スマートフォンからの打刻も可能にし、出社時と変わらない勤務時間の把握が可能となりました。
【事例2】時差出勤制度を導入しての通勤時間帯のピーク時の回避
(卸売業/100名様)
- 〈方針〉
- 通勤時間帯のピーク時の回避
- 〈実施策〉
- 時差勤務申請を作成
(申請日の勤務条件(始業終業時刻など)が変更される) - 〈変更効果〉
- 満員電車などの人込みを回避するとともに、子供の送り迎えなどにも対応可能に
在宅勤務では業務遂行が不可能な業種もございます。こちらの実例の卸売業の企業様でも、在宅勤務が不可能な職種の方が多くいらっしゃいます。
“新型コロナウィルスでの集団感染防止のためには、3つの条件(①換気の悪い密閉空間であった、②多くの人が密集していた、③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた)を避けるべきとされています。”そのため、せめてもの措置として通勤時のピークを避けて出社できるよう、時差出勤制度を急遽導入されました。
kinnosuke上で時差出勤制度を導入することができ、出社時間に併せて勤務時間が自動的にスライドして計算されるため、スムーズな運用が可能です。
これにより、満員電車などの人混みを回避するとともに、子供の送り迎えなども対応可能になったとのことです。
【事例3】在宅ワークができない製造業での休暇見直し
- 〈方針〉
- 休暇の取得方法の見直し
- 〈実施策〉
-
- 新しい休暇制度・カレンダーの導入(子供の休校休暇)
- 〈変更効果〉
-
- 工場の稼働状況などを見て柔軟な対応が可能に
- 休校休暇の取得は、75%支給での集計や、会社として特別な休日にするなどの対応を実施
こちらも在宅勤務がしにくい業種である製造業です。
在宅勤務は難しいながら、長く続いた小中学校の休校などでどうしてもお子様をお持ちの従業員が休みをとらざるをえないという事情がありました。
そこで、休暇制度を急遽変更。子供の休校に合わせて休暇取得できるよう、新しい休暇制度を導入されました。
それにより、工場の稼働状況によって柔軟な対応が可能となり、子供のお迎えなど従業員の方の事情に併せた運用が可能となりました。
【事例4】社員の健康情報を記録させて迅速に把握
(情報サービス業/300名様)
- 〈方針〉
- 社員の健康状況の迅速な把握
- 〈実施策〉
- 出勤簿の備考欄に、毎日
- 自身の体温、周囲での咳、発熱者の有無を記載を実施
- 〈変更効果〉
- 健康状況を迅速に把握し、感染抑制に備える
kinnosukeを早くから導入されてお使いいただいているこちらの企業様では、万が一、体調不良者が発生した場合に備え、どの時点で誰に感染の恐れが発生し、当該社員は社内で誰とどこで接触したかをすぐに確認できるよう、健康状態の入力を社員の方にお願いしています。
出勤時に出勤簿に直接入力することで、入力を動機づけしやすく、上長や人事も入力漏れがないかどうか直ぐに確認できる体制をとられています。
以上、4つの事例をご紹介しました。
kinnosukeでは、その他にも企業様の課題に対して、事例の共有や機能紹介、新規導入のご相談や資料送付など、随時承っております。
このような非常事態だからこそ、しっかりと対策をスピーディに行い、安全・安心で効率的な勤怠管理を実現して行きましょう。
利用の可否に関しては、kinnosukeセールスにご相談ください。